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公式サイト:BEMANI PRO LEAGUE ZERO DDR / BEMANI PRO LEAGUE -SEASON2-
公式YouTube動画:【BPL ZERO】DanceDanceRevolution / JAEPO2023

今年度はKACの開催はありませんでしたが、3年振りの開催となるJAEPOにてDDRが「BEMANI PRO LEAGUE ZERO」という形でイベント開催されました。

今回、私は残念ながら現地での観覧はできませんでしたが、リアルタイムでライブ配信をしっかりと見させて頂きました(^-^)

9名が3チームに分かれ、BPL本戦に近いルールで対決する形式でしたが、難易度帯が幅広く、様々なタイプの譜面・ギミックへの対応力も求められる中で、KACの決勝大会とはまた違った面白さがありましたね。

特に、KACでは足19で戦える強さがどうしても必須でしたが、BPLでは足18までの精度が高いDDRerにもスポットライトが当たるようなルールのため、まだ見ぬ実力者が本戦に出てくるのも楽しみの一つとなりました。

また、チームとしていかに勝つか選曲の戦略もかなり重要となってくるので、これまでの個人の対決とはまた違った闘いが見られるんじゃないかなと期待は膨らむばかりですw


で、BPL ZERO DDRの結果については、本ページの先頭に貼った当日の動画をご覧頂ければと思いますが、唯一残念だったことは試合で使用された筐体でしょうか。

こちらのページに別途データをまとめてみていますが、パネルのメンテナンスが良いとは言えない状況だったのは、実際にプレイした選手自身も試合を見ていた方々も気付いていたと思います。

これが大会用のデフォルト筐体と言われたらそれまでなのかもしれません。

しかし、今後BPL本戦の舞台でプロとなった方々が死力を尽くして対決していくことやプロの超絶テクニックが見たい・白熱した対決が見たいと思っている観戦者からすると、今のパネル状態では興ざめする恐れが高いですし、何よりも選手の皆さまが不完全燃焼になってしまうような気がしてならないので、この点は本戦までに改善されていることを切に願いたいところですね。

余談ですが、スポーツ庁の政策資料によると「プロスポーツリーグの試合を実施するための機能として、「する・みる・ささえる」の各スポーツ要素に対して高いレベルでの施設整備・運用が求められる」ことが記載されています。

それを踏まえると、これからプロスポーツリーグとしてBPL本戦が始まるにあたり、そこで選手が最高のパフォーマンスを発揮できるように、せめてBPL向けの筐体には各パネルの反応を均一に整える専門的な技術スタッフが主催者側に存在することも必要なのかなと感じました。

そして、可能であれば、そのメンテナンス手法が全国のDDR筐体稼働のゲームセンターに共有され、筐体毎の差を無くしていけると尚良しなのかなと思います。

ドラフト会議がこれから始まるDDRのBPLですが、今後も重要なタイトルとして継続していくにあたって、どれだけ盛り上がるかがカギかと思いますので、競技活性化のためにも選手・環境には充分に配慮して頂けると幸いですね。


ちなみに、上記のパネル問題を抜きにしたら、BPL ZERO DDRは個人的には楽しく見ることができましたし、特に逆転優勝のキーマンとなったUN-LIM選手の嬉し涙や反対に最後に逆転を許してしまったNAYU選手の悔し涙などは個人的に印象深く、全力で取り組んでいるからこそ感情溢れ出る姿には本当に感動しました。

音ゲーの中でも全身を使う運動系のeSportsという独自性を持ち、それが強みのDDRだからこそ届けられる感動もあると思いますので、自分自身もプレイを続けていきつつ、微力ではありますが、こういうブログ等を通じてBPLも応援していきたいなと思います。

以上!